よく「素直になりなさい!」
「素直じゃないんだから!」
などの言葉を聞く機会があります。
この言葉だけを聞くと
素直=受け入れる
と捉える方もいると思います。
そうなると…
「だって〇〇があるから!」
「でも〇〇でしょ!」
「いや違う!」
などの受け入れを拒む自分の感情や思いの反発も出ることもあると思います。
では受け入れるを素直として、
例えば受け入れた結果、オレオレ詐欺に騙されたとします、少し極端な例えですが、これは本当に素直なんでしょうか?
素直が「受け入れる」の連続であるとしたら心が苦しみの連続になることもあります。
なぜなら、心が受け入れる判断の「準備」ができてないこともあるからです。
では素直を「受け取る」という解釈にするとどうでしょう。
受け取るということは…
起きた出来事を受け止めて、受け入れるかを考え、判断をする心の行動になります。
受け取るが素直であれば多くの出来事を理解できる発想に繋がります、なぜなら一旦受け止めるだけなので
これなら先程例えたオレオレ詐欺も、最初っから騙されてないかを疑う一点張りではなく、一旦冷静に受け止めてからの受け入れるかを心が判断ができます。
この受け取ることに、心が慣れてくると肯定否定ではなく「伝えてくれることは何なのか」ということに気づいてきます。
そこから、
気づいてない自分の心の動き、
伝えてくれた方々の心の傾向性や考え方、
環境、文化での視点の違い、
など幅広い心の知識と経験を得るきっかけになり、
それは心と心のキャッチボールとも例えれます。
素直であることは新しい道を見つける素晴らしい心の行いだと私は思ってます。
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